炊飯器は最近、どんどん高機能になっていますが、お米の銘柄自体に注目したものはありませんでした。実はお米によってはもちもちした味わいのものやしっかりした味わいのものがあります。
ということは、お米をおいしく炊き上げるための火加減は本来品種ごとに違うはずです。そこにフォーカスしたのがアイリスオーヤマのRC-MA30-Bです。
お米の消費量が減ってきている今の生活では3合炊きで十分なのでRC-MA30-Bの人気が高まっています。そこで購入者の口コミからその魅力を調べてみました。
RC-MA30-Bの購入前に口コミをチェック
アイリスオーヤマのRC-MA30-Bを購入する前に失敗しないよう、すでに購入している人の口コミはすごく参考になると思います。

一合のお米を研いで30分置いてからコシヒカリを選択して炊いただけなのに美味しくなっていました。一合を炊くのにいいです

玄米を研いで玄米モードで炊いたら美味しく炊けました

炊きあがりのお米がふっくらとしていて、予想以上においしくできました
一合炊きであれば美味しく炊けそうなことがよく分かります。RC-MA30-Bに限らず、三合炊きの炊飯器だとおいしく炊けるのは二合炊き程度までというのを聞いたことがあるので十分な機能かもしれません。
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RC-MA30-Bのここがイヤという口コミ
三合炊きでも数万円を超える炊飯器がゴロゴロしている最近ですから、5,6千円程度のRC-MA30-Bはかなり安い炊飯器になります。だから評価の低い口コミも目につきました。
いい面だけでなく悪い面もキチンとご紹介したいと思います。

炊けてからフタを開けるとフタから水が落ちてきて行き場がないため、お釜のふちにたまる。お米のでんぷんが含んでいるので粘りがあって掃除が面倒

炊飯時、液晶画面の一部に曇りがでる

保温すると固くなって黄色くなってしまう

蒸し料理が時間がかかる
炊飯時にフタがたまるのはマイコン式でよくあることかなと思います。昔持っていたマイコン式の三合炊き炊飯器が同じような感じでした。炊き立てですぐにフタを開けるとやっぱりお水がでてきました。
RC-MA30-Bとは違う機種ですが、その時は炊飯後ある程度蒸らし時間を置いてからフタを開けていました。
この水が貯まることと同様、よく見かけたのが保温するとおいしくなくなることです。これも以前持っていた炊飯器が同じような感じでした。これはマイコン式のため構造上どうしようもないのかもしれません。
他の人もされていますが、RC-MA30-Bで毎回食べる分だけ炊くか、炊いたら保温するのではなくラップに包んで冷凍保存する使い方がいいのかもしれません。値段からしたらそうなるんでしょうね。
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RC-MA30-Bのマイコン式、IH式の違い
先ほど「マイコン式」と書きましたが、RC-MA30-Bはマイコン式炊飯器になります。
これは炊飯器が加熱する方法のことで電熱ヒーターを使って加熱するのが「マイコン式」です。電熱ヒーターは炊飯器のお釜の底にあるため、底が加熱されるだけです。
そのため、どうしても熱の伝わり方にムラができてしまって、特に保温時においしくないという口コミにつながる原因になってしまいます。かわりにマイコン式の炊飯器は全体的に値段が安くでできます。
マイコン式とワンセットで説明される炊飯器の加熱方式が「IH式」です。IH式はお釜全体を加熱する方式なのでお釜全体に均一に熱が伝わり保温時でも黄色くなりにくかったりおいしく炊きあがりやすくなります。
ただし、IH式炊飯器はマイコン式炊飯器に比べて価格が高くなりがちです。
RC-MA30-Bのウリはお米の銘柄に合わせた炊き方ができることとお釜の厚みです(お釜が厚いほどふっくら炊き上がりやすくなります)。でも、マイコン式なので火の通りはいまいちです。
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RC-MA30-Bの説明書からお米の炊きあがりの違いを見る
RC-MA30-Bは31種類のお米を炊き分けすることができますが、説明書を見るとその炊き分けは大きく分けて6種類になります。
その6種類が「こしひかり」、「あきたこまち」、「つや姫」、「ゆめぴりか」、「ひとめぼれ」、「ヒノヒカリ」これらの各系統の31銘柄が炊き分けられます。
ちなみに当たり前ですが、お米の銘柄は31種類よりも多いのでこれ以外の銘柄もありますし、品種名が分からない場合もあります。その場合は標準コースで炊くことができます。
そして、説明書によると全部で32銘柄ありました。。。炊き分けという意味で31銘柄の炊き分けということなんですかねー。
系統 | 炊飯時間 | 銘柄 |
---|---|---|
あきたこまち | 42~48分 | あきたこまち |
キヌヒカリ | ||
元気つくし | ||
つがるロマン | ||
はえぬき | ||
夢つくし | ||
こしひかり | 40~50分 | あいちのかおり |
きらら397 | ||
こしいぶき | ||
こしひかり | ||
魚沼産こしひかり | ||
彩のかがやき | ||
さがびより | ||
にこまる | ||
森のくまさん | ||
つや姫 | 45~55分 | つや姫 |
ハツシモ | ||
ひとめぼれ | 40~48分 | きぬむすめ |
ササニシキ | ||
天のつぶ | ||
ひとめぼれ | ||
みずかがみ | ||
ヒノヒカリ | 45~50分 | あきほなみ |
くまさんの力 | ||
ヒノヒカリ | ||
ふさこがね | ||
ミルキークイーン | ||
ゆめぴりか | 40~48分 | あさひの夢 |
ななつぼし | ||
ふっくらりんこ | ||
まっしぐら | ||
ゆめぴりか |
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価格は高いけど、マイコン式よりもIH式がいいかも
先ほども書きましたがRC-MA30-B細やかな炊飯メニューとお釜が魅力である一方、口コミから保温するとまずくなる欠点があることが伺えます。
保温に向かないのはマイコン式の特徴でもあるのですが、そう言えば昔使っていたマイコン式の炊飯器の説明書に保温する時はご飯を真ん中に寄せて置くよう書いてあった覚えがあります。
マイコン式はお釜の底に熱源があるので壁面にはつけないようにした方がいいということかもしれません。でもいちいち保温に気にしすぎるのもイヤなので、いっそのことIH式の炊飯器にしてしまえばいいかもしれないと思いました。
そこで調べてみたらRC-MA30-Bのシリーズで同じくアイリスオーヤマからIHタイプの「米屋の旨み 銘柄炊き ジャー炊飯器 3合炊き」でRC-IB30-Bというのがありました。
「RC-IB30-B」はRC-MA30-Bと同じく31銘柄32品種の炊き分け機能がついて、お釜も厚いです。それに加えてIH炊飯器なのでマイコン式よりもおいしく炊きあがると思います。
気になる保温機能についてですが、口コミを見ていると24時間でタイマーが切れる仕様みたいなので長時間の保温には向いていませんが、味について否定的な口コミは目にしませんでした。
RC-MA30-Bが数時間の保温でも固く黄色くなったという口コミがあったことを考えると、RC-IB30-Bは一晩の保温程度なら十分に使える炊飯器だと思います。
三合炊きなので一人暮らしにはちょうどよいサイズなのではないでしょうか。
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