
ヨガバランスティーの成分は何?【飲むホットヨガ?】
身の回りの食事を見ると脂っこいものやスイーツがあふれています。コンビニに行くとスイーツコーナーは豊富だし、レジのすぐ横にはホットスナック(揚げ物)のコーナーがトラップのように置いてあります。
そして、みんなそのトラップによくはまってますよね(笑)ついで買いのせいかついつい食べ過ぎてしまうこともしばしば。。。でも健康的にこれからも生きたいし、美容も気になりますよね。
そんな一見矛盾するような考えをまとめて解決するために飲んでいる人が増えているのが「ヨガバランスティー」です。
目次
ヨガバランスティーとは?
ヨガバランスティーは、5つのヨガ素材と4種のビタミンがバランスよく入っている美と健康のためのアッサムティーです。顆粒タイプなのでスッと溶けるのが特徴です。
ダイエットサポート飲料は配合されている成分から飲みにくい味のものが多いですが、ヨガバランスティーはアッサムブレンドなのでコクと芳醇な香りがあり、飲みやすい味になっているから続けやすいのもポイントです。
ヨガバランスティーには複数の素材が配合されていますが、これはアーユルヴェーダの考えを参考にしています。インドで5,000年以上の歴史をもつ伝統医学である「アーユルヴェーダ」には薬草学についても記載があります。
そして、素材は単体で摂るのではなく、本来は薬食同源、生薬を組み合わせて摂ることが基本的な考えになっています。とこでヨガバランスティーには量だけでなくバランスも考えて配合されたサプリメントになっています。
ヨガバランスティーの成分 5つのヨガ素材
ヨガバランスティーにはターミナリアベリリカを主成分に5つの素材が配合されています。
ターミナリアベリリカ
ターミナリアベリリカはアーユルヴェーダでも使われる木の実(ハーブ)でポリフェノールが豊富なことが知られています。インドでは昔から健康食材として愛用されてきています。
なお、ターミナリアベリリカに対して安全性や副作用を心配する方もいるかもしれませんが、米国ハーブ製品協会において、ターミナリアベリリカを安全に摂取することができるハーブとして分類されています。
他にも厚生労働省「既存添加物の安全性の見直しに関する調査研究」でも人の健康に対して有害影響を及ぼす毒性はないと考えられています。
アムラ
アムラはサンスクリット語で「看護師」という意味がある果実で、別名「若返りの果物」とも言われています。
それもそのはず、アムラにはビタミンCやポリフェノール、ペクチンが豊富に含まれていて、ビタミンCはレモンの10倍。ポリフェノールは赤ワインの約30倍含もまれています。
ギムネマシルベスタ
ギムネマシルベスタはヒンディ語で「砂糖を壊すもの」という意味の植物で、インドでは2000年以上も前から民間で使われている植物で、日本でも健康茶やサプリメントに使われています。
ギムネマシルベスタの葉にはサポニンが含まれることから、その健康パワーに注目が集まっています。
ガルニシア・カンボジア
ガルシニアは、東南アジアを中心に生えている植物で最近ではスパイスとしてもご家庭で利用されるようになった果実です。
ガルシニアにはヒドロキシクエン酸が含まれており、ヒドロキシクエン酸の作用として脂肪の蓄積を抑えたり、グリコーゲンが溜まるのを促す、脂肪の分解を促す働きが期待されます。
コレウスフォルスコリ
ダイエット系サプリで日本でもなじみのなる「コレウスフォルスコリ」は元々インドで自生するシソ科のハーブです。アーユルヴェーダでも昔から使用されてきました。
コレウスフォルスコリの根に含まれるフォルスコリンという成分がダイエットサポートに期待できると言われています。
ヨガバランスティーの成分 4種のビタミン
ヨガバランスティーには体の活動には欠かせない酵素のサポートを行うビタミンB群の4種類も配合しています。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖の代謝に関わる酵素のサポートを行うビタミンです。そのため、炭水化物からエネルギーを作るためには必須の物質であるだけでなく、脳や手足の神経、心臓の機能が正常に働くためにも関わっています。
ビタミンB1が不足するとせっかく食べた糖(炭水化物)がエネルギーに変わらなくなるため、疲れがたまりやすくなったり、体内に糖が溜まることになります。
ビタミンB2
ビタミンB2は脂肪分の代謝に関わるビタミンで、別名発育のビタミンとも言われています。他にも皮ふや髪の毛、爪などにも働きかけることから成長を促進する働きが知られています。
脂肪の代謝や皮ふ、髪の毛などに関わるということは美容に関心のある人やダイエッターには欠かせない成分と言えますね。
ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質や脂質の代謝に関わるビタミンでタンパク質からエネルギーを生産する際に酵素の働きをサポートしています。
そのため、皮ふの健康維持にも大切な成分です。その他にもビタミンB6は神経伝達物質(ドーパミン、アドレナリン、セロトニンなど)を作る際にも関わっていて、体が正常に動くためには欠かせません。
パントテン酸
パントテン酸はビタミンと名前にはついてはいませんが、ビタミンB群の一種に分類されています。
パントテン酸は体内で糖や脂肪分、タンパク質の代謝やエネルギーを作り出す過程に必要な酵素をサポートするという重要な働きがあります。
他にもコレステロールやホルモン、免疫抗体などを作る際にも関わっていることから、健康維持には欠かせない成分です。
ビタミンB群は水に溶ける水溶性ビタミンなので尿と一緒に体の外に出ていきます。だから、積極的に摂りたい成分でもありますね。
ヨガバランスティーの気になる成分
ヨガバランスティーの原材料を見ると既に紹介した成分以外にも気になる成分が含まれていることに気づきました。
ヨガバランスティーの原材料
難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)、ターミナリアベリリカ抽出物、紅茶抽出物、アムラ抽出物、ギムネマシルベスタ抽出物、植物抽出物混合粉末(ガルシニアカンボジア抽出物、デキストリン、コレウスフォルスコリ抽出物、黒胡椒抽出物)、酸味料、パントテン酸カルシウム、甘味料(ステビア)、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB1
原材料の内、酸味料や甘味料(ステビア)は味の調整のために配合されていると思いますが、一番先頭に書いてある「難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)」です。
難消化性デキストリンとは?
難消化性デキストリンはトウモロコシのデンプン由来の成分で水溶性食物繊維の一種になります。実はスーパーなどで見かける特定保健用食品(トクホ)にもよく入っている成分でもあります。
難消化性デキストリンは食事と共に摂ることで腸内で糖や脂肪が吸収されにくくなったり、食後の血糖値の上昇がおだやかになる働きがあると言われています。
また、難消化性デキストリンはデンプン由来成分であるため、米国FDA(食品医薬品局)でも1日に摂取する量の上限を決める必要がないぐらい安全な食品だと認定しているほどなので安心ですね。
本来は野菜から摂る必要のある食物繊維ですが、最近の食生活では野菜不足が問題になっているため、難消化性デキストリンで不足しがちな食物繊維を効率的に摂ることができます。
ヨガバランスティーを効果的に飲む方法
ヨガバランスティーの飲み方はカンタンです。1回分(2.5g)ずつの個包装になっているのでスティック本をカップに入れます。
その後約150mlのお湯かお水を注いでよくかき混ぜたら完成です。顆粒タイプになっているので溶けやすいから便利ですね。
せっかく飲むならより効果的に飲みたいものですよね。だったら飲むタイミングがポイントになります。
基本的にいつ飲んでもいいのですが、配合されている成分から考えるとやっぱり食事の前に摂るのがベストではないでしょうか。
食事をする20分ぐらい前に飲むとよりヨガバランスティーのパワーを実感できるのではないかと思います。