
ソムリエ監修のイタリアワイン通信講座が実はコスパがよかった件
2021/02/13
お酒に興味がある人は好きなジャンルが色々とありますよね。しかも、ワインや焼酎、日本酒、ブランデー、ウイスキーなどそれぞれが底なし沼とも言える奥の深さです。
そんな中でもワインの人気はすごいですよね。フランス産ワインやカリフォルニアワイン、チリワインに代表されますが、最近では日本産ワインもおいしく有名になってきました。
でも、意外と難しいと言われるジャンルがあるのですが、それがイタリアワインです。そんなイタリアワインを通信教育で学ぶことができるのが「イタリアワイン通信講座」です。
目次
No.1ソムリエが監修するイタリアワイン通信講座とは?
イタリアワイン通信講座はイタリアワインの文化や歴史、生産地について12回に分けて学ぶことができる通信講座です。
通信講座と言っても、カルチャースクールなどのワインスクールと同じようにワインの基礎知識から体系的に学ぶことができるのが特徴です。
イタリアは地形的に南北に伸びているので多様性がありますが、南北の各地域で特徴的なワインがあり、そのワインを実際に飲んで学ぶことができます。分かりやすくまとめてあるのでもちろん初心者でも気軽に受講することが可能です。
イタリアワイン通信講座の監修と輸入を行っているのは日本人ソムリエの林基就です。林氏は2012年に日本人で初めてイタリアの国際的な賞「オスカー・デル・ヴィーノ最優秀ソムリエ賞」を受賞しているナンバーワンソムリエです。
だから、イタリアの入手しづらい地域のワインやポピュラーなワインなど様々な顔を持つイタリアワインを心行くまで楽しむことができます。
ワインにワイングラスもついてかなりコスパよし
イタリアワイン通信講座は12回にわたって、イタリアワインを楽しみながらその歴史や味について深く学んでいくことになりますが、気になるお値段は月額10,584円(税込)×12回なので合計127,008円(税込)と決して安くはありません。
セットの内容は毎月ワインが2本ずつと監修の林氏によるテイスティングシートがついたイタリアワインに関するテキストが1冊ずつ入っています。そして、初回にはワイングラスが4種類も届きます。
いずれも安物が送って来るわけではなく、ワイングラスに関しては2004年度と2007年度の世界ソムリエコンクール公式グラスにも採用されたSCHOTT ZWIESEL 社製で、世界中の多くのレストランでも使われているグラスです。
ワインはイタリアの北から南までまんべんなく網羅し、日本ではなかなか手に入りにくいイタリアワインを直輸入して届けられます。
これらの価値を計算してみると、ワイングラスは1客2,052円なので4客で8,208円。ワインは2本で7,000~9,000円相当なので12回分で約100,000円です。
【イタリアワイン通信講座の原価価値】8,208円(ワイングラス)+100,000円(ワイン)=108,208円
ワインとワイングラスだけで11万円弱相当なので、講座自体は月々1,600円弱で受けることができる計算になります。中には日本未発売のワインもありますから、様々なイタリアワインを楽しく学べ、コスパがかなりいいですね。
送られてくるイタリアワインの中身
毎月送られてくるワインの中身で受講するかどうかを決めたい人のために、イタリアワイン通信講座で送られてくるワインの銘柄をご紹介したいと思います。
下の画像からも分かるように毎月異なる地域のワインが2本ずつ送られてきます。地域も北から南までまんべんなく選ばれているのが特徴ですね。
回数 | 地域 | ワインの銘柄 |
1回目 | トレンティーノ=アルト・アディジェ州 | ソーヴィニヨン ソンタレール |
2回目 | ピエモンテ州 | ”ヴィニャリーナ”スーペリオーレ ランゲ・ネッビオーロ |
3回目 | ヴァッレ・ダオスタ州 リグーリア州 |
リヴィエラ・リグーレ・ディ・ポネンテ ピガート“マレネ” ヴァッレ・ダオスタ ガメイ |
4回目 | エミリア=ロマーニャ州 | サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ “イ・マンドルリ” サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ スーペリオーレ“トレ・ロッケ” |
5回目 | ヴェネト州 フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州 |
ヴェネツィア・ジューリア ビアンコ“ヤシック” ヴァルポリチェッラ クラッシコ |
6回目 | ロンバルディア州 | CASANOVA PROSECCO【日本未発売品】 ヴィーノ・パッシート“ドゥラジーボ” |
7回目 | トスカーナ州 | ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ “セルヴァビアンカ” キャンティ リゼルヴァ“ピエトロ・ベコンチーニ” |
8回目 | マルケ州 ウンブリア州 |
“カンポフィオリート” “ブーカ・デッラ・マルコーナ” |
9回目 | アブルッツォ州 モリーゼ州 |
アブルッツォ ペコリーノ・スーペリオーレ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ 420 モンテプルチャーノ |
10回目 | サルデーニャ州 シチリア州 |
テッレ・シチリアーネ“クエ” エトナ・ロッソ“チャウリア” |
11回目 | ラツィオ州 カンパーニア州 |
グレコ・ディ・トゥーフォ イルピニア アリアニコ クラッシコ |
12回目 | プーリア州 バジリカータ州 カラブリア州 |
バルバレスコ“モンテルシーノ” ピニャターロ プリミティーボ【日本未発売品】 |
ワイングラスが4種類も送られてくる意味
イタリアワイン通信講座の初回には4種類のワイングラスが送られてきます。しかも同じグラスが4客ではなく、形の異なる4種類になっています。
そんなに種類はいらないと思うかもしれませんが、実は形の違うグラスを持っていることに意味があります。
ワインはグラスの形によって香りや味わいに変化があります。そのため、同じワインでもグラスを変えるだけで味の感じ方が違ってくるのが特徴です。
だから、イタリアワインを一番おいしく味わっていただくためにワイングラスを4種類揃えることで、ワインごとに最適なグラスを選ぶことができるようになっています。
始めの内は4種類全部でテイスティングして、味の違いを感じるのもいい学び方ですね。
イタリアワイン通信講座の口コミ
通信講座で満足いく内容になるのか、きちんと学べるか不安な人もいるかもしれません。そこで既に受講した人の口コミ情報を公式サイトから引用しました。参考になると思うのでぜひご覧ください。
【講座の内容に関する口コミ】
ワインの参考書などは多々読んできていますが正直に、そのどれよりもわかりやすいと思いますよ。
各エリアの地図は特に良いですね、これほど見やすく、詳細なものは他には見たことがありません。
【講座の内容に関する口コミ】
毎回のテキストが充実しており、メールを通じてお勧めのお料理などのフォローもして頂けてさらに理解が深まりました。
どのようなお料理をあわせたら良いのかのポイントがだんだんわかってきました。
【ワインに関する口コミ】
イタリアンワインの知識だけでなく、ワイン全般に関して楽しめました。
自宅で自分の都合の良い時に学べるのが良かったです。
【ワインに関する口コミ】
ワインのクオリティーが高く、『毎回いい意味で期待を裏切られる!』感が楽しかったです。
センスの良いセレクトを堪能いたしました!
ワイン自体の知識も分かりやすいと好評なことはもちろん、ワインは食事と一緒に楽しむことが多いですから、ワインとよく合う食事についてもアドバイスも聞けたりと生活の質が豊かになる様子が伺えます。
そしてなにより、ソムリエ林氏のセレクトによるイタリアワインのチョイスはハズレがないというのが口コミからよく分かります。イタリアワインに興味がある人であれば24本のイタリアワインを楽しむためだけに受講してもいいかもしれませんね。