東京、特に23区内で暮らしたいと考えている人は多いと思いますが、家賃が高いのが悩みのタネです。例えば新宿区や港区の家賃相場はワンルームでも7.5万円、2DKになると15~17万円(SUUMOの調査より)にもなります。
いくら給料が高くても家賃にこれだけの金額を持って行かれると毎日の生活が正直厳しいですよね。
でも、実は東京都内でしかも家具・家電付きで最安30,000円で住むことができるんです。そんなサービスを提供しているのがクロスハウスの「シェアドアパートメント」です。
シェアドアパートメントの口コミ評判
新宿や渋谷、横浜に近いのに安く住めるシェアドアパートメントに興味がある人にとって、こんなに安くて大丈夫?変な人が住んでるんじゃないの?って不安に感じることもあるのではないでしょうか。
そんな人にとって参考になるのが口コミ情報です。先にシェアドアパートメントを利用している人達がどんな目的で入居しているのか、そしてどんな人が住んでいるのかが分かります。
いくつか口コミ情報を見つけたのでご紹介します。

元々ワンルームに住んでいて、導線のある広い家に住みたいなって考えていたんですけど、安くてそういうところに住めるのってシェアハウスかなって思ったんです。
元々ワンルームに住んでいて、導線のある広い家に住みたいなって考えていたんですけど、安くてそういうところに住めるのってシェアハウスかなって思ったんです。

一度海外に住んでみたかったんです。
そして外国の友達も作りたいと思っていたところ、ちょうど機会が出来きたのですが、
日本が近い国でもあるし、僕もとても興味があって日本に来ることになりました。
もし一人暮らしをすることになったら、友達を作るのが本当に難しいと思ったので、僕はシェアハウスを選びました。
もし、日本を感じてみたい,また、ワーキングホリデイで短期間留学を考えてる方にはシェアハウスがピッタリなんではないかと思います。

わたしがクロスハウスを選んだのは、入居者さんもスタッフさんもいい人が多くて、すごい気立てが良くて、接しやすかったので選びました。
もしも勧めるなら、色んな友達を作って、楽しい人生を送りたいような人にクロスハウスが一番合っていると思うし、この後の生活でも役立つ事が多いと思うので、ぜひたくさんの友達を作りたい人にクロスハウスを勧めたいと思います。
はじめシェアハウスは、いろんな番組でもやっているように、共同生活だけが“シェアハウス”みたいなイメージだったんですけど、クロスハウスは自分の時間もしっかり取れて、一緒にみんなと遊びたいときは、リビングとかに集まって、ご飯を食べたり、遊んだり出来るのがとてもよかったので、今までのシェアハウスのイメージが、クロスハウスでちょっと変わったような気がします。

私のようにインターンシップをやっている全ての若い人たちや、
学生たちにクロスハウスをおすすめしたいと思います。
ここはとても住みやすく、多言語でコミュニケーションもとれるし、
世界から来ている素敵なルームメートも作れます。
物件には清掃スタッフも来てくれるので、いつも綺麗です。もちろん皆も協力して綺麗にしています。
備品も充実しているので、とても便利です。
国際色豊かな口コミがありました。そして全体的に20代前半位の若い人たちが入居している印象です。でも、シェアハウスなのかなって感じてしまいますけど、どうやらシャアドアパートメントとシェアハウスは違うようです。
それにしても都会で暮らそうと思ったら家賃が大きなネックになるのでやはりコストが抑えられるのは魅力ですよね。
そして、肝心の物件についても好印象を持たれていますから、キレイなことが伺えます。
シェアドアパートメントとは?【シェアハウス、アパートとの違い】
クロスハウスのシェアドアパートメントが格安の家賃に設定できるのは一つの建物の中で台所(キッチン)やシャワー、トイレ、洗濯機を共同利用する物件だからです。
アパートは各部屋にこれらの水回りがありますが、東京23区内だとどうしても家賃が高くなってしまうのは既にご紹介した通りです。
そして、シェアドアパートメントと同じようなサービスにシェアハウスがありますが、シェアドアパートメントとシェアハウスの一番の違いはプライベート空間の確保です。
シェアハウスの場合、一戸建てを複数人でシェアするためプライベートがほぼないのですが、シェアドアパートメントではシェアするのはあくまでも水回りのみです。
各部屋は鍵がついた完全個室になっているのでワンルームのような生活を送れるのがメリットです。
言うなれば、アパートのプライベート性、シェアハウスの家賃の安さを併せ持つハイブリッド物件がシェアドアパートメントです。個人的には現代的な下宿なイメージを持っています。
初期費用が抑えらえるのもシェアドアパートメントの魅力
アパートやマンションを借りる場合、家賃以外にも大きな壁となるものがあります。それが初期費用です。敷金や礼金はもちろん、仲介手数料や保証料も必要になってきます。
家具や家電をそろえることを考えると大体、家賃の5倍程度の費用が必要になります。
一方、シェアドアパートメントは初期費用が3万円でOKな上、家具や家電はついていますし、物件によっては布団も備え付けられていたり、借りることができます。
東京23区内の一人暮らしの方(平均家賃8.8万円)とシェアドアパートメントでどれぐらい初期費用が違うのか比較してみました。
家賃8.8万円の場合 | クロスハウスの シェアドアパートメントの場合 |
|
保証料 | 8.8万円 | 3万円※ |
敷金 | 8.8万円 | |
礼金 | 8.8万円 | |
仲介手数料 | 8.8万円 | |
家具家電・寝具代 | 20万円 | 0円 |
カギ交換費用 | 2万円 | 0円 |
清掃料 | 1.5万円 | 0円 |
その他費用 | 1万円 | 0円 |
合計 | 約59.7万円 | 3万円 |
※初期費用として一括3万円となります。
55万円も安くなる結果になりました。家具や家電、ベッドなどは今使っているものをそのまま持って行くとしても敷金礼金部分は安くできませんからやっぱり30万円以上の差が生まれます。
日々生活していてそれだけ貯めるのも大変ですから、一人暮らしをする上で初期費用の安さは大きなポイントですね。
月額30,000円の部屋ってどんな感じ?
最安30,000円から23区内に住むことができるクロスハウスのシェアドアパートメントですが、その安さ釣りじゃないの?普通の部屋に住もうと思ったら結構出さないといけないんじゃないの?って勘繰りたくなりますよね。
そこで最安値の物件について色々調べてみました。分かったのは最安物件(月額30,000円)でも個室でキレイな部屋があると言うことと、渋谷や新宿に近い物件では苦しいということです。
都心に近いとドミトリータイプ
渋谷や池袋といったいかにも家賃が高そうなエリアだと人気もありますし、本記事執筆時には空き物件もありませんでした。でも、最寄り駅から新宿駅まで電車で6分という好立地の物件で30,000円という驚きの家賃がありました。
それで肝心のお部屋ですが、この好立地でこの家賃で個室というのは難しく、一部屋に2段ベッドが何個か置いてあるドミトリータイプであれば30,000円というものを見つけました。
部屋はキレイにしてあることが分かります。建物の外観自体は年数がたっている感じなのですが、普段生活するのは部屋の中なのであまり問題ないと思います。
この物件には個室タイプもありますが、その場合は月額59,800円と2倍になってしまいます。それでも新宿駅まで電車で6分(最寄り駅まで徒歩8分)の好立地を考えると都心で安く生活したい人にはいいですね。
23区内であった個室で30,000円の物件
じゃあ、23区内で家賃30,000円の物件はないのかというと実はあります。調べてみたところ2019年12月時点では足立区エリアのみでした。でも、個室の写真を見る限り小ぎれいな感じがしています。
京成金町線「柴又駅」と総鉄道北総線「新柴又駅」が徒歩圏内にあり日暮里まで20分以内でいけるので便利な立地になっています。
少し部屋は狭いかもしれませんが、これで家賃30,000円なのでコストを抑えたい学生さんや新入社員にはいいかもしれません。
シェアドアパートメント間の引っ越し無料!
クロスハウスのシェアドアパートメントは2019年6月現在で300物件、3,500部屋以上を提供しています。だから渋谷・新宿エリアや中野・杉並エリアなどの人気エリアは高いかコスパのいい部屋は既に借りられていることが多いかもしれません。
でも、もう一つメリットがあります。それが物件同士の移動が無料でできるということです。
つまり、通常、お部屋を移りたい時には新たに敷金や礼金を支払わないといけませんが、その都度大きなお金が必要になってきます。でもシェアドアパートメントの場合はそれが不要です。
以前の部屋を出る際にお部屋によって解約手数料(約10,000円)を支払う必要がありますが、クロスハウスのシェアドアパートメントであれば新しい部屋の初期費用3万円が不要になります。
だから、いったん手ごろな部屋に住んで、狙っているエリアやコスパのいい物件に空きが出たらすぐに引越しという方法も可能です。家具や家電が備え付けで引っ越す荷物が少なくてすむシェアドアパートメントならではのメリットですね。
各部屋の間取り例
シェアドアパートメントにはいくつかの部屋タイプが分かり、部屋自体の様子も分かりました。シェアドアパートメントの特徴はお風呂やキッチン、トイレなどの水回りが共同となっている点にあります。
では、お家全体ではどんな間取りになっているのかも気になるところだと思います。そこでクロスハウスのシェアドアパートメントが取り扱っている物件のお家全体の間取りをいくつかご紹介します。
ドミトリータイプ物件の間取り例
第一印象としては一軒家のお部屋部分を複数人は入れるようにしてある感じですね。でも、1階にも2階にもお風呂とトイレが設置してありますし、人数が多くなる2階には洗面が追加してあることが分かります。
ちなみにこの物件で家賃が30,000円です。
個室タイプの間取り例
アパートを改造しているような印象を受ける上記の物件ですが、一階部分にトイレがたくさん増設されていますし、シャワー室も一階に2箇所、二階に1箇所あります。ちなみにバスタブがなくシャワーのみみたいですね。
細かく仕切られているせいか、ドミトリータイプよりも窮屈そうにみえますね。この物件で20部屋あるわけですからそれにキッチンが1つなのは少ないような気もしてしまいます。
まあ、食事は外食か弁当メインというわりきれるタイプの人にはいいかもしれませんね。ちなみにこの物件で家賃が50,000円です。
家賃3万円の個室物件の間取りとは?
じゃあ、家賃が30,000円で個室だともっと狭苦しいんじゃないの?って思いますよね。そこで家賃3万円かつ個室の物件があったのでそちらの間取りをご紹介します。
先に紹介した物件に比べて、トイレやシャワールームは少ないですが、代わりにキッチンが各階についています。部屋数も半分なので個人的にはかえって暮らしやすそうな印象を受けます。
この家賃の違いは立地にあります。先に紹介した家賃5万円の個室タイプ物件は中野区にあって、最寄り駅が西武新宿線新井薬師前駅まで徒歩3分という立地です。
一方、家賃3万円の物件は足立区にあって、最寄り駅の東武伊勢崎線竹ノ塚駅まで徒歩12分です。東武スカイツリーラインで中目黒、渋谷方面に乗り換えなしで行ける利便性はありますが、駅までの距離を考えると人によって考えてしまうかもしれません。
もちろん、物件はもっとたくさん(都内300物件以上)ありますから、譲れないところや妥協できるところを考えながら物件選びをしてみるといいですね。
シェアドアパートメントに向いている人向いていない人
シェアドアパートメントの物件や情報を見ていて感じたのは口コミにも合ったように海外からも利用者があったりと物件によっては国際色豊かな部屋に住むことができます。
また、住人同士でパーティをしていることもありますから、知り合いを増やしたい人や海外の人とコミュニケーションをとりたい人にとってはうってつけのサービスと言えます。
例えそこまでコミュニケーションをとろうと思わない人であっても、個室であれば鍵付きの部屋なのでプライベートは守られますし、物件によってはそこまで交流がないこともあります。
学生さんや給料が少ない新入社員などとにかく家賃を安くして東京23区内に住みたいという人には向いています。
見落としがちな年齢制限
逆に言えば、プライベート重視で周りとコミュニケーションをとりたくない人もいると思います。そうした人だと例えキッチンやトイレに行く際もあまり周りと顔を合わせたくないものです。
そんな人にはやっぱり向いていないのでシェアドアパートメントの物件を探すとりもアパートやマンションを探した方がいいですね。
後、一点見落としがちなのが年齢制限です。物件によっては借りられるのが20歳~39歳の年齢制限が設けられています。当然若すぎる人は無理ですし、いくら気持ちが若くても40代以降の人は入居することができせん。
そのことから考えても、クロスハウスのシェアドアパートメントは若者向けのサービスと言えますね。