田舎の地方都市にある我が家の近所ですらスポーツクラブが何軒かあります。近所の某ホリデ●スポーツにいたっては休みの日には満車なんじゃないのっていうぐらいに駐車場には車が止まっています。
それだけ健康に気をつける人が多くなっているということの表れだと思いますが、同時に病気のリスクも昔とは違ってきています。以前は高齢者になってからの病気だと思っていた心筋梗塞や生活習慣病が20代・30代でも発症するケースが増えています。
会社の健康診断だけでは十分に調べられないからと人間ドックをうけることを推奨されていますが、人間ドックは料金が高いのでそれを理由に敬遠しがちなのも事実です。
でも、健康が気になる。そんな人のためにぴったりなのがサービスが「おうちでドック」です。
自宅で検査ができる、おうちでドックとは?
おうちでドックは自宅にいながらにして血液と尿からがんや生活習慣病を調べることができるキットです。キットに入っている内容を郵送するだけで調査できるので、人間ドックのために病院で長い時間を不安に過ごす必要がないのが特報です。
おうちでドックでは採取した血液と尿からがんや生活習慣病などの気になる病気のリスクを調べることができます。
おうちでドックで検査できる病気の例
がん | 食道がん、大腸がん、乳がん(女性用のみ)、子宮がん(女性用のみ)、 前立腺がん(男性用のみ) |
生活習慣病 | 糖尿病、動脈硬化、腎疾患、肝臓疾患、脂質代謝異常、高血圧、 痛風・尿路結石、肥満度、栄養障害 |
検査が終わったら結果が郵送で届くのですが、その内容はとても丁寧なのが特徴で、加えて希望者には電話で医者からの解説を受けることができるので結果についての不安をすぐに解消できるのもメリットです。
おうちでドックの口コミ・評判
尿と血液だけで大丈夫なんだろうか、信用できるだろうかと不安に思っている人も多いと思います。おうちでドックの口コミがあれば安心できるかなと思って探してみました。
実際にサービスを利用した人の口コミ情報は使ってみないと分からないこともあるかもしれませんから、ぜひチェックしてみてくださいね。
口コミ情報はご覧の通り、Instagramから引用しています。投稿している人の多くが普段なかなか健康診断を受けられない人でした。例えば、個人事業主や主婦などの会社員ではない人達ですね。
そういった人達でも各市町村から人間ドックの通知があったりしますが、その多くが検査項目が少なかったり、逆に項目は多くても料金が高かったりします。会社の健康診断や人間ドックほどの義務感はありませんから余計に敬遠しがちですよね。
だから、自宅にいながらにして色々な病気のリスクを調べることができるおうちでドックはこれまで気になっていた自分のカラダの状態をチェックできるので関心のあるサービスと捉えられています。
また、結果まで投稿している人もいましたが、概ね結果に満足しているような印象でした。それによく分からなければお医者さんに電話で確認もできますから不安な時は根掘り葉掘り聞いてみることができるのもいいですね。
尿と血液だけで大丈夫?気になる精度
病院で人間ドックを受けるとそれこそ一日がかり、検査内容によっては二日間にわたる場合もあります。でも、おうちでドックは尿と血液を送るだけ。これで精度は大丈夫?って不安に思う人が出てくるのも無理はありません。
でも、人間ドックの場合も実際に検査する際は血液検査や尿検査を行います。つまり、やっている方法自体は病院もおうちでドックも同じというわけですね。
さらにおうちでドックの場合は病院の血液検査に比べてはるかに少ない量でも検査精度を誇る独自の特許手法で行っている上、厚生労働省が承認している富士フィルム製の検査キットを使って採取するので安心できます。
十分な精度がある上で手軽さも兼ね備えていることから様々なメディア(がっちりマンデー、ワールドビジネスサテライト、あさチャン等)に取り上げられているわけですね。
ホントに簡単!おうちでドックの使い方
おうちでドックを利用する際の流れはキット化されているのでそんなに困ることはないと思います。でも、一般的な血液や尿を採取するキットに比べるとものものしいと感じるかもしれません。
これはろ過したり真空状態にして検体(尿)を保管しておくためですが、それだけきちんとしているので高い精度で検査することの現れではないかなと思います。
まず、血液の採取を行う場合はキットに付属の自動針を指先に差して血液を採取します。採取した血液の内、数滴をボトルに入れたら血液をろ過して密閉します。
そして、血液を送るのですが、うれしいのは検査後のゴミも一緒に封筒に入れて送っていいという点です。血液を採取した針の取り扱いは困ってしまいますから、それも一緒でいいのはきちんと配慮されていると感じますね。
公式サイトでは血液採取にかかる時間が10分間とかかれていますが、正直そんなにかからないのではないかなと思います。動画でも手順を紹介していますから参考にしてみてくださいね。
次に尿検査ですが、こちらは専用のカップに尿を採取したら付属の真空採尿管を使って尿を吸い上げるだけでOKです。ちなみに尿のカップは返送できないみたいですのであしからず。
尿検査は小学生の頃からあったのでそこまで戸惑うことのない作業だと思いますが、真空状態での吸い上げがポイントになるのかなと思います。動画も掲載しておきますのでよろしければご参照ください。
血液と尿を送ったら、大体2週間ぐらいで検査結果が送られてきます。内容によく分からない点があったり、聞いてみたいことがあったら電話でお医者さんに聞くことができるのでそちらを利用するのもいいですね。
失敗しても無料で交換してくれるから大丈夫!
尿検査はともかくとして血液検査は自分でやるのに不安だと感じる人はいるかもしれません。失敗したらどうしようと、考えればキリがないことではありますが、ご安心ください。
もし、採取に失敗した場合でも無料で検査キットを交換してくれるので、もしもの時はサポートセンターに連絡すればOKです。
最後に注意したいひとつのこと
おうちでドック自体は医療機関が行うのと同レベルで血液からの検査や尿検査を行うことができますが、人間ドックや健康診断のかわりになるものではありません。あくまでも病気のリスクをチェックすることができるサービスになります。
だから、もちろん保険は適用されませんし、検査結果からその病気にかかっていることを決めることはありませんし、できません。もし、不安に感じられた場合はすぐに医療機関へ受診した方がいいと思います。
そのことはおうちでドックを利用する前に知っておいた方がいいことだと思います。
でも、予約をして病院にき人間ドックや健康診断をうけるのはハードルが高いのも事実です。そんな人にとって、「おうちでドック」は自宅にいながらにして今のカラダの状況を判断する指標として手軽に利用できるのではないでしょうか。