
指輪をして寝るだけ?スマートリング「GO2SLEEP」とは?
睡眠は健康のためにとても大切だと言われています。だから個人差はあると思いますが、7時間程度の睡眠を毎日確保することが重要だと本などで見かけたこともあります。
でも、ただベッドや布団の中で7時間過ごししてしまうように感じるほどになかなか寝付けず睡眠の質がよくないと感じている人も多いのではないでしょうか。
でも、睡眠の質はどうやって改善したらいいのかよく分からないですよね。運動した方がいいとか栄養をしっかり摂った方がいいとか、ストレスを減らすようになどと言われていますが、意外と漠然とした感じですよね。
じゃあ、睡眠にしっかり向き合おうと思ったら何をしたらいいのかと言うと、やっぱり現状を詳しく知ることです。今のあなたの睡眠状態をしっかり把握することで眠りの質を改善させることにつながるのではないでしょうか。
それにはスマートリング「GO2SLEEP」がピッタリです。
GO2SLEEPとは?
GO2SLEEPは指輪タイプの機器です。就寝時にGO2SLEEPをつけて寝るだけで「心拍数」や「睡眠状態の記録」、「睡眠時無呼吸の計測」などをデータ化してくれます。
計測されたデータは専用のアプリと連動させることができるので、夜計測した睡眠に関するデータ(心拍数や無呼吸低呼吸指数、睡眠の質、寝返り回数など)の睡眠データを確認することができます。
さらにはその睡眠データを元に健康アドバイスをしてくれるので睡眠の質を改善するサポートになります。
GO2SLEEP本体自体では基本的に操作することがないので2時間の充電をすることで約3日間も使えるなど電池の持ちがいいのもメリットです。
また、本体には最大7日分のデータを保存することができるので、スマホと連動させるのを忘れたとしても翌日まとめて確認できるのも便利ですね。
眠りを邪魔しないコンパクトさ
以前から睡眠データを計測する機器はありましたが、その多くが手首につけるリストバンド型でした。でも、GO2SLEEPは違います。一番のメリットである指輪型というコンパクトさが違和感なくつけられるのが特徴です。
重さも6gと全く気にならないので眠りの邪魔をすることなく黙々とデータを集計してくれますね。
計測には血管の近くにあてることが大切です。例えば、心拍数・脈を計る際に手首や腕に指や装置を当てますがあれは血管が近くにあるからです。
実は指には毛細血管がたくさん張り巡らされているので正確に心拍数などのデータが計測することができますから指に装着することはメリットと言えます。
無呼吸時にはアラームが鳴る
GO2SLEEPを使っている時にたまに振動してあなたに知らせてくれる時があります。睡眠時にあなたの呼吸がなかったり、極端に少なかったりした場合の「睡眠時無呼吸状態」になっていると判断したら指輪本体が振動することで教えてくれるわけです。
ひょっとすると目が覚めるまでにはならないかもしれませんが、寝がえりをうったりと姿勢が変わったりするので結果的に睡眠時無呼吸になりにくくなるわけです。
睡眠時無呼吸は文字通り、寝ている時に呼吸をしなくなる状態です。医学的には10秒以上呼吸をしていない状態のことを無呼吸だとしていて、7時間の睡眠で30回以上(または1時間の睡眠で5回以上)、無呼吸状態が起こると睡眠時無呼吸だと診断しています。
起きている間に無呼吸状態になるのであれば、すぐに気づくと思いますが、寝ている状態だと気付かない人が多いですから、その改善の手助けにはいいですね。
睡眠時無呼吸になるとどうなる?
睡眠は本来、昼間に動いている脳や体を休ませるためにするものです。でも、寝ている時に無呼吸状態が起こって酸素が体に取り込まれないと体内の酸素は当然少なくなっていきます。
そうすると体はどうするのかというと、心拍数を上げて身体中にどんどん酸素を送り込んであげようとします。これは脳にも体にも負担のかかっている状態で休めるどころの話ではありません。
しかも、それが当の本人は気づいていないのがポイントで、しっかり睡眠時間を確保しているのに脳や体が断続的に働いてしまっているから休息になっていないのが睡眠時無呼吸の怖いところです。
しっかりとした休息がとれていないから、昼間に強く眠気が起きたり、体がダルイと感じたり、集中力が続かないなど影響がでてしまうわけです。
だからこそ、しっかりと眠りの質を上げるためにも現状を把握するこが大切ですね。
実はいびきは大敵
寝ている時にいびきをかいている人はよくいますよね。いびきは寝ている時に口や鼻から息を吸う時に入りにくくなって起こる現象でメカニズムとしてはトランペットやトロンボーンなどの管楽器の音がなるのと同じような理屈です。
マンガなどでも寝ていていびきをかくシーンがよくありますが、それぐらいありふれているので気に留めることは少ないかもしれませんが、実はいびきをかくことで様々な症状のリスクを高めると言われています。
いびきをかく人はほとんどの場合、鼻ではなく口で呼吸をしていると言われています。口呼吸をしていると空気中の菌が入ってきやすいので感染症のかかるリスクが高まります。また、冬の時期になると冷たい空気を吸い込むので喉の組織自体が痛む可能性もあります。
他にも高血圧や糖尿病、肥満、心臓疾患、認知症、うつ病など様々な病気や症状のリスクが高まる可能性があると言われています。
たかがいびきとあなどることなくしっかり対策をとっていきたいものです。それにはまずは現状把握が一番ですね。
あなたの大切な家族の睡眠データも計測可能
GO2SLEEPはあなたの睡眠データを計測するだけでなく、スマホアプリと連動させることで家族の睡眠データを確認することも可能です。毎日計測しなくても曜日によって計測する人を変えたり、週ごとに変えたりと色々チャレンジすることが可能です。
寝る時間は比較的みんな同じですし、それぞれの睡眠の質は周りからでは判断しにくいものです。データを計測することで大切な家族の健康に一役かってくれるスマートデバイスになっていますね。