
eFaxはFAX番号(市外局番)を選べるのが最大の魅力
仕事先でFAXを使っていている様子をみて思うことがあります。ペーパーレスと言われて久しいのになぜ未だに紙ベースのFAXが現役なんだろうかと疑問なんです。
この間、よく見ているブログで旅館業界ではFAXが必須アイテムと言っていました。代理店などからくる予約情報は今でもFAXで届くんだそうです。だから旅館を始めるならFAXが無いといけないんだそうです。
目次
FAXの買い替えが難しい現状にピッタリのeFax
とは言え、携帯電話(スマホ)が普及して固定電話を置いていない家庭がどんどん増えているのも確かです。先日FAXが壊れたということで頼まれて電器屋さんに見に行って驚きました。
まず、FAXコーナーが分からない(笑)見つかったとしても選択肢が少ない(笑)需要が少ないからメーカー側の供給も少なくなっているんでしょうね。悲しい悪循環です。
プリンターとFAXを兼用させる方法もありますが、正直専用機の方が使いやすいです。でも、本体があまりない。世知辛い現状です。
でも、FAXは会社でまだちょっとだけ必要(特にお役所関係からまだFAXが届くんですよね)なツールだったりします。そんな時に便利なのがインターネットFax「eFax」です。
インターネットファックスは電話回線ではなくインターネットを通じてFAXの送受信を行うシステムです。もちろんこちらがインターネットファックスで相手が通常のFAXでも普通に送信・受信ができます。
eFaxはFAX番号(市外局番)が選べるので法人にピッタリ
今回ご紹介するeFaxは初期費用不要ですが、月額利用料金が1,500円と他のインターネットファックスに比べて少し高めになっています。でも、代わりに最大の魅力がFAX番号です。
ほとんどのインターネットファックスはFAX番号(市外局番)を選べない(大体050-XXX-XXXX形式)、もしくは050発信か東京(03-XXXX-XXXX)発信のどちらかの選択ぐらいです。
個人や番号にこだわりがない法人はいいかもしれませんが、会社ってやっぱりイメージが大きいです。電話番号とFAX番号の市外局番が同じ方がいいイメージを持ちがちです。
eFaxでは選択できる市外局番が全国すべての都道府県をカバーしています。※ただし、すべての市外局番が選べるわけではありません。
eFaxで選べる市外局番
都道府県名 | 市外局番 | 都道府県名 | 市外局番 | 都道府県名 | 市外局番 |
---|---|---|---|---|---|
北海道 | 011 | 愛知県 | 052 | 山口県 | 083 |
0166 | 静岡県 | 053 | 島根県 | 0852 | |
青森県 | 017 | 054 | 鳥取県 | 0857 | |
秋田県 | 018 | 山梨県 | 055 | 岡山県 | 086 |
岩手県 | 019 | 岐阜県 | 058 | 香川県 | 087 |
宮城県 | 022 | 三重県 | 059 | 徳島県 | 088 |
山形県 | 023 | 大阪府 | 06 | 高知県 | 088 |
福島県 | 024 | 072 | 愛媛県 | 089 | |
新潟県 | 025 | 和歌山県 | 073 | 福岡県 | 092 |
長野県 | 026 | 奈良県 | 0742 | 093 | |
群馬県 | 027 | 京都府 | 075 | 0942 | |
栃木県 | 028 | 石川県 | 0762 | 長崎県 | 095 |
茨城県 | 029 | 富山県 | 0764 | 佐賀県 | 0952 |
東京都 | 03 | 滋賀県 | 077 | 熊本県 | 096 |
042 | 福井県 | 0776 | 大分県 | 097 | |
千葉県 | 043 | 兵庫県 | 078 | 沖縄県 | 098 |
神奈川県 | 044 | 079 | 宮崎県 | 0985 | |
045 | 広島県 | 082 | 鹿児島県 | 099 | |
千葉県 | 047 | 084 | - | - | |
埼玉県 | 048 | - | - | - | - |
法人の住所と同じ市外局番であれば、eFaxは使いやすくペーパーレス化に一役買うのではないかなと思います。FAXDMは未だに送られてきたりするので不要なFAXに紙代を使うこともばかばかしいですし。
eFaxの送り方はメールで簡単
eFaxはインターネットを経由してFAXの送受信を行います。eFaxのマイページ上で操作を行いますが、どうやって送受信するのか気になると思います。
eFAXでFAX受信を確認する方法
まず、Faxが着信した時は登録したEメールアドレス宛に通知が送られてきます。
「"Fax番号"からファックスを受信しました」という件名のメールが記載されていて、FAXの内容はメールにPDF形式で添付されているのでそのまま見ることができます。
eFaxの送信はマイページのメール送信機能
むしろ気になるのがFAXの送信方法です。どうやって送信するんだろうと思われるかもしれませんが、答えはメール機能を利用します。宛先に送信先のFAX番号を入れて送信することになります。
例えば03-1234-5678という番号にFAXを送る場合、日本の国番号「81」に市外局番から0を取って「3」、加えて残りの番号を追加し、最後に「@efaxsend.com」を入力します。
そうすると送信先の宛先メールアドレスは「81312345678@efaxsend.com」になります。
送信するFAXの内容はもちろん紙ではなく添付ファイルになりますが、PDF形式やワード(.doc形式)、エクセル(.xls形式)、パワーポイント(.ppt形式)、JPG、GIF、などのファイルが添付することができます。
送信するメールの本文がFAXの送付状になるので本文に記載する内容は少し気をつけないといけません。
後、FAXが送信完了したら、送信確認メールアドレス宛に届くので無事FAXが送られたか不安に思うことはありません。
eFax の解約はヘルプから
eFaxを利用しはじめてから解約をしたい時に迷うかもしれません。eFaxのサービスを解約するには電話やメールでは解約できません。
一旦本人確認が必要になるのでeFaxにログインしたら、ヘルプに解約方法が記載されているのでそこに書いてある手順に従って解約を行う必要があります。
eFax 料金は送受信料金コミコミ
上の方で書きましたが、eFaxを利用しようと思ったら、初期費用は無料で、月々の利用料は1,500円(税別)で1年一括払いだったら18,000円(税別)です。一括払いの方が安そうに見えますが割引はありません、念のため。
通常FAXの送信には電話料金が別途かかりますが、eFaxの場合はFAXの受信、FAXの送信共に150ページまでは無料で行えます。どちらも150ページ目以降は送信の場合も受信の場合も1ページ10円必要になります。(国内宛の場合)
通常のFAXよりもお得に使えるeFaxですが、それでも不安に感じるかもしれません。そのため、eFaxは30日間無料で体験できます。その間はすべての機能を使うことができます。
31日目からは有料プランに移行するので無料トライアル期間中に仕事に使えるかどうか判断したらいいのかなと思います。