
NTTの翻訳AI【COTOHA Translato】がスゴすぎ?
「COTOHA Translato」というAI翻訳ツールが登場し、度肝を抜いています。
これはNTTコミュニケーションズ株式会社が提供する新サービスで、ビジネスシーンで必要とされる翻訳をTOEIC900点レベルと言われる精度で行うことができるというんですね。
う~ん、それだけ聞いたってイメージできるようなできないような? とついグチりたくなるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
なので、今日はもう少し踏み込んで「COTOHA Translato」について解説してみたいと思います。
▼「COTOHA Translato」の詳細は▼
目次
「COTOHA Translato」の導入事例とは?
まずは、「COTOHA Translato」を導入し利用している会社の事例を参考に見てみましょう。
フィデリティ投信株式会社は、世界的な独立系資産運用グループのフィデリティインターナショナル日本法人で、日本の投資家へさまざまなサービス提供をしています。
このため毎日運用に関係する多くのレポートが世界中から届きます。このレポートを翻訳し、日本の顧客向けに届けなくてはなりません。
これまでは、こうしたレポートの翻訳作業を翻訳業者に依頼していたため、時間を要し、プラスしてコストもバッチリかかっていたのです。
具体的にはふつう翻訳が終わるのに2~3日はかかったり、一文字につき数十円かかっていたようなんです。
また、このほかにも、外部委託のできない急ぎのレポートもあり、それについては社内で時には深夜までかけて仕上げていたといいます。
レポートの翻訳に関して問題点となっていたこと
・翻訳に時間を要していたこと。
・翻訳に膨大なコストがかかっていたこと。
・社員が残業することもあり、それが本業を圧迫していたこと。
こうした問題があったため、同社では翻訳ソフトの導入をしてみたものの、思ったように活用することができなかったといいます。
その理由としては、金融業界の専門用語に一般的な翻訳ソフトがうまく対応していなかった点があったようです。
こんな中、「COTOHA Translato」というAIを使った翻訳の新サービスを取り入れることで、以下のような好ましい状態になったのです。
「COTOHA Translato」導入の結果得られた状態は?
・今までは10,000語以上の運用レポートを外部委託する時には約20日もかかっていたところ、たったの数十秒で完成。
・クオリティは外部委託より落ちるものの、手直しする時間込みで2日ほどで仕上がります。これは作業時間がこれまでの約10分の1にまで短縮できた。
・かかる費用はこれまでに比べて桁が1つ減るくらいまで削減された。(定額制のため)
・社内で行えるため、見積書、請求書など経理にかかる稼働が省けた。
・運用レポート提供にかかる速度が速くなったことで、有益な情報をより早く顧客に提供できるようになった。
クオリティーや速度に関しては、辞書登録機能を使って金融業界の専門用語を入れていくことができるため、今後はもっと精度を上げたり、時間短縮につながっていくことができるということで、まだ可能性は広がっていくようなんですね。
「COTOHA Translato」の特徴とは?
「COTOHA Translato」には以下のような特徴があります。
TOEIC900点を超えるレベルの翻訳精度をもつ
今までになかった翻訳精度をもっています。専門用語は辞書登録することで対応できます。
英語に加えて中国語(簡体字)の翻訳も可能です。(日本語⇔英語 日本語⇔中国語)
ファイル翻訳が可能
会議資料のMS OfficeドキュメントファイルやPDFもドラッグアンドドロップしてまるごと翻訳できて楽々です。
また、図表・グラフ内のテキスト等も翻訳します。
特別翻訳に精通していなくても誰でも操作ひとつでできるんです。
翻訳が超スピード!
翻訳にかかる時間は人が行う場合の数十から数百分の一という超スピードで仕上げてくれます。
人間が行うのはできた翻訳をチェックし、わずかに修正するだけになります。
なので、これまで人が労働としてやっていた時間が大幅にカットされます。
これによって働き方に変化をもたらすことができ、経費削減や業績アップに転化させていくことが可能となっていきます。
セキュリティ対応も万全
申し込み時に指定するグローバルIPアドレスの接続端末からの利用限定で、セキュリティ対応も万全です。
IPS/IDS、ウイルスチェックシステムの導入が完了しています。
また、翻訳処理の際のテキストログをサーバーに保存することはせず、翻訳結果のファイルも一定期間が過ぎると自動的に消去される仕組みになっています。
「COTOHA Translato」はこんな企業におすすめです
「COTOHA Translato」は大小にかかわらずこのような企業が導入するのに向いています。
✅専門用語の翻訳が日常的な企業。
✅機密文章を翻訳することの多い企業。
✅外部委託のコストを削減したい企業。
ひとつでもチェックが付いた場合は、「COTOHA Translato」の導入を一度検討してみられるのも良い方法ではないかと思います。
ご自身に権限ある場合を除いては、思い切って上層部に掛け合ってみるられるのも良いのではないかと思います。
「COTOHA Translato」導入でこれまでの状態が改善されたあかつきには、きっとあなたの功績は認められ、感謝されるにちがいありません☆
「COTOHA Translato」利用でかかる料金の目安は?
「COTOHA Translato」を利用すると料金がどのくらいかかるのか?その目安を見てみましょう。
ベーシックプラン
ID数 | 月額料金 | 初期費用 |
10 ID | 80,000円(税込 86,400円) | 0円 |
15 ID | 102,000円(税込 110,160円) | 0円 |
30 ID | 192,000円(税込 207,360円) | 0円 |
100 ID | 560,000円(税込 604,800円) | 0円 |
10IDから申し込むことができます。利用するIDによって上の表の組み合わせで申し込みます。
料金の詳細は公式ページでさらに詳しくチェックすることができます。
▼「COTOHA Translato」の詳細はこちら▼